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のぶしなのこと

2017.5.9

村のこと

石坂さん、こごみ採りに連れて行ってくれません?

「石坂さん、こごみ採りに連れて行ってくれません?」

4月の下旬、温かい昼下がりの午後一時。こごみを採りに行きたいと思い立ち、フラッと寄った石坂さんのお宅での会話。「いいよ、じゃあ行こうか」と2つ返事で了承してくださり、さっそく愛犬のシェーンも連れて例の長者山へ。直後、後悔することになるとは・・・。

この画像の左隅から入っていくというデンジャーゾーン。「そこは道じゃなくて角度のキツイ傾斜面というんです、石坂さん」と言っている僕をあざわらい、こっちだよーと軽快な足取りでデンジャーゾーンへ。今にも滑落しそうな、足場と呼ぶべきか、踏んだから足場になったのかわからない場所を先導するシェーンが、進んでは止まってこっちを振り向き、こちらの足取りを確認して、また進むを繰り返していた。そんな気遣いに心打たれながらたどり着いた〝秘密の場所パート2〟には、なんとも立派なこごみが!

人が入ってこられないような場所にある本当の山菜は、とても太く生命力をひしひしと感じました。その他にも、幻の山菜である〝モミジガサ〟までも群生しているではないか!

しかし、喜びもつかの間、帰り道はまた違うルートを案内してもらったのですが、そこがまた最大に後悔した稀に見るデンジャーゾーン。傾斜角度は60度ほど。いや、もうほぼ垂直やで。シェーンは転がり落ちるように降りていく。私は転がり落ちていく。石坂さんはその傾斜でもこごみを採りながら降りていく。すごい、すごすぎる。

そして、なんとか無事・・・ではないが下界へ降り立ち、レジェンド石坂と赤兎馬に別れを告げました。
全身全霊で手に入れた山菜は、身に沁みるほど美味しく、色々と噛みしめることができました。